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―WORLD―

 

具現化せし罪の形

 ゲームの参加者が有す「削除を欲す罪」が武器として外界に顕現したもの。
 レィルンが連邦政府やその他公的機関の記録、 加えて全人類の脳内における「削除を欲す罪」の二次元情報を文字通り三次元に個々の内在形と混合し透過・具現化した。 その破壊はすなわち罪がこの世界から消失することを意味するが、 レィルンはこれを脳と直結させているため、同時に使役者の死をも意味する。
ゲーム

 未来世界の神レィルンの気まぐれと優越心の産物。
 「削除を欲す罪」を持つ人間を集め、その罪を具現化して闘わせる。その果てに具現化した罪を手にしている最後の1名に対して、 罪の削除が与えられる。
重力素子機構

 ケトラートン社が独占的に開発するジェネラルデバイス。未来世界における人類の全てを支える。
 ケトラートン博士の超大統一論によりもたらされた完全唯一式により、重力を電磁力や弱い力、強い力とともに完全運用する。 力場の完全制御により全ての技術が革新を迎え、粒子の1つに至る万物の全てをほぼ制御するに至った。 その理論と運用の危険性から西暦3460年におけるグラナダの政府密約により、独占販売が開始される運びとなった。
 空に浮かぶ球体建造物が首都には立ち並ぶ。
ケトラートン社

 重力素子機構のみを開発・販売する大企業。重力素子機構の大本である式を発見したケトラートン博士とその息子が、 グラナダの政府密約を受けて創設。関連企業は3万にのぼり、純利益は地球における財の半分を占める。
 現在の社長は5代目ミルミュズ=ケトラートン。ミルミュズが愛人に生ませた子供が、ゲーム参加者の1人カロン=コクライスである。 また、ジェルとミサキの勤め先。
グラナダの政府密約

 重力素子機構の危険性を恐れた連邦政府が、ケトラートンに対してグラナダの地にて結んだ密約。
 重力素子機構による利益の6割をケトラートン社の取り分とすることや、全ての機構に政府の緊急停止信号を受け付けるチップを 組み込むことなどが含まれていると言われる。詳細は公表されていない。
ギャリング

 重力素子機構を組み込んだ総合戦闘術。甲、乙、準丙、丙種が存在。 丙種1人分の戦闘力が甲種10人に匹敵する。連邦正規軍の必須教程。士官への昇進には最低で準丙種が必要。 3980年のギャリング世界大会優勝者連邦中将サーティス=ムッタリは、重力素子機構搭載の浮遊シロナガスクジラを素手で 屠ったことで有名。
 ミサキは準丙種を保持。
レィルン

 宵の獣。未来世界の神。精神の魔物。ゲームの支配者。
 人の精神に寄生する、意思を持つエネルギー生命体。通常時は1人の人間の精神層にたゆたっているが、その気になれば 全人類の精神域に自らを拡張することが可能。また、二次元情報から三次元物体へのチェンジデバイスとしての 機能も持つ。その機能により自らネットワークにダイヴすることも出来る。 電脳世界と全人類の脳をテリトリーとし、その全てを操作する超次元生命体と言える。
 自分以外の全てを見下し、怠惰なる日々を少しでも解消すべくゲームを執り行う。
 どのように発生したか、開発者は誰か、それら全ては不明。

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